白南風まとめ
>> 馨『あか』まとめ
あか
くるなくるなくるな
ときどき、きゅうにしかいがまっくらになるときがある
そしてきづいたらまわりはまっかで
れいたちがこっちみていて
つぎつぎにてをのばしてくる
やめろおれはおまえたちをすくってやることはできない
おまえたちにからだをよこすこともできない
やめてくれ
もうおれからなにもうばわないでくれ
もうおまえらにくれてやれるものなんてなにもない
くるなくるなくるな
あっちへいってくれ
だれか たすけて
あか
くるしい
くるしい
くるしい
なんでおればっかりもとめられる
ほかにれいなんてみえるやつたくさんいるだろ
もういやだ
にげたい
にげたい
くるしい
いやだ
きえたい
あか
「馨さん!何してるんですか!?」
力を入れる前に止められた
最近、仲良くなった 後輩に。
「…っ止めるな」
「お断りします!なんで、こんな…っ」
「っ煩い!煩い煩い!!」
「馨さ、」
「くるな、くるなくるなくるな!くるなあああっ」
「っ落ち着いて、落ち着いてください!馨さん!」
「いやだ!俺はもう嫌なんだ!消えたい、逃げたい!いやだ…っ死にた、」
「っ」
あか
「な、女鹿、」
「…消えたいなんて言わないでください…」
「っ」
「今何がどうなって馨さんがこうなってるのかわかりません。ですが、消えたいなんて…許しませんからね…!」
「…離、」
「嫌です!」
「、」
「死にたいなんて、お願いだから…言わないでください…っ」
「……」
「あなたが死んだら、悲しむ人はたくさんいるのですよ」
「…」
「僕だって…やっとあなたという人に出会えて救われたんですから…っ」
「…女鹿…」
「疲れたなら休んでください。辛いなら、頼ってください…!僕は貴方のためなら、なんだって協力しますから…!!」
「………」
「…ね」
「……ごめん…」
「…、馨さん…」
「…ごめん…ごめん…なぁ…ごめん…なさい……ごめん…っ」
「…いえ…生きていてくれて、本当によかった…」
「……女鹿ァ…っ」
「はい…」
「…苦しい…苦しいんだよ…俺…苦しい…っ」
「…はい…」
「胸が張り裂けそうで…辛い…っ」
「…一緒に、耐えていきましょう。二人なら、何も怖くないです。なんだって協力しますから…」
「……っふ…う…っ」
「……ね」
「……ありが、とう…ありがとう…」
「…はい」
おわり
僕を救ってくれた彼は
特別強い心をもったわけではなくて
弱くて、押しつぶされそうになっているのを
ずっと強がって
自分は強いと思いこんで思いこんで
ずっとこらえていただけだったようで
彼はずっとずっと、弱くて
僕なんかよりもずっと、泣き虫だった
それをしまいこんでしまいこんで、
維持してきた彼の心は
ある意味強いのかもしれない。
けれど、今回みたいに爆発してしまう時があるようで
また爆発しないようにみまもっていきたいと思います。
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「血だらけだ…」
「硝子の破片を強く握ったらそうなりますよ」
「…まいった…」
「首は大丈夫ですか?」
「…ん。なんとか…深くはない」
「そうですか…悪くなる前に、保健室いきましょう」
「……気が重いな…」
「今なら梧先輩がいるでしょうから梧桐先輩にみてもらいましょうよ」
「……」
「…先生に見つかるのとどっちがいいです?」
「……泰胡にみてもらう」
「はい。じゃあいきましょうね^^」
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馨が正也に心開いた瞬間というか。
こいつといればらくになるんじゃないかと思った瞬間というか。
めがおるになった瞬間というか。(((
まぁそんな感じです。
まだ馨が2年で正也が1年の頃かなーとか。
中二満載でおおくりしました。
ひいいはずかしい!(((