白南風まとめ

>> とあるひの。



  • 顔面がゆがんだ原因は、にこやかに笑っていた。
    ここの生徒会長らしい。
    男の子は強く反応して、何度も叩いていた。
    どうやらこいつが、兄貴らしい。

    が、当然のことながら彼は見えて居ないようだった。
    男の子がなんどもよびかけても、気づくことなくこちらと会話している。


    居ることを教えてもいいのだが、こいつがどういう思いで弟を亡くしたかがわからないかぎり
    教える事は難しい
    会話をする限り、とても優しい人間で
    弟を亡くした事が平気でいれたはずがない



    男の子が降りたそうにばたついたから、おろしてやった。
    その光景を不思議そうにみられたが、もう慣れた。

    男の子はゆっくりと兄へと向かっていった。



  • もちろん、触れる事はなかった。

    けれど、彼はさも弟がいるように、
    抱き留めるような体勢をとった。


    男の子がすぎた後、はっとして辺りを見回していた。
    自分がなぜこんな体勢をしたのか、疑問に思っているらしい。
    弟が近くに居ることを感じとったのだろうか。
    その後かしかしと頭をかいて首をかしげた。


    彼は校舎へ戻っていった。
    男の子は小さく泣きながらその光景を見据えていた。
    自分がどんな存在か、気づいたのか
    後は追っていかなかった。


    その後引き連れて高校を後にしようとしたら、
    見知った顔が近寄ってきた。



  • 彼女は、この子を知っていた。
    以前に一度、ここに迷い込んだ事があるらしい。
    その時は兄に会えないまま迎えがきて、天国とやらに戻ったらしく。
    あきらめきれずにまた降りてきたようだ。


    「ばかだねぇ」と、彼女はその子をなでていた。
    それでもどこか優しげで
    俺なんかよりもずっと、その子は落ち着いていった。

    少しして、迎えとやらがきた。
    長髪の、セーラー服をきた女子。
    男の子を優しくだきこむと、こっちに緩く頭をさげた。
    そして光の中へ消えていった。



    俺は、男の子が望んだから会いにこさせてやった
    けれど、それが正解だったのか、よくわからない。
    わるい事をしてしまったと、事が終わった後によく思う事だ。


    こんな体質になるのだったら、霊を他人にもみせられるような力も、一緒につけてくれたらよかったのにと
    できもしない事をおもってみたりした。

    そして、それをよみとったかのように
    ちかくにいた彼女が、俺の頭を軽く叩いて校舎へと戻っていった。
    はげまされたのか、よくわからないけど
    少し安心できたので感謝していおいた。
    心の、中で。





    おわり。

  • とある。


  • なんかもう描きたいと思ったものをババババッとかいてっただけみたいな((

    漫画にしようとおもったんだけどだらだらつづくの嫌だったから一枚絵にしてしまった…
    ぶうん^^

    話がぐだぐだだけどたのしかった。
    後悔はしていない。反省はしまくりである。

    そしてこれは二次創作です!(キリッ
    いや二人は会わない方がいい的な事いってたからこの結果なんだけd
    わしの手で会わせる事はできなかった
    いや対面してっけどさ…(((

    てなわけで色々すいませんでした!(土下座




















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